「顔は知ってるけど誰やったっけ⁇」遅い時間に何気なく流れるドラマを観ながら、片山友希さんを初めて検索した人。私もそうでした。
特別美人でもないけれど、昔から知り合いだったような親しみやすさで片山友希さんは映画やドラマ、CMといま最も輝いている女優の一人です。
映画『FUJIKO』の公開を目前に、主演の片山友希さんの生い立ちから現在までをまとめましたので、最後まで是非読んでください。
片山友希の両親と姉妹
片山友希さんは1996年(平成8)12月9日、三姉妹の三女として生まれます。実家は京都市四条通りなので、京都の中でも一番の繁華街。石畳を舞子さんや芸子さんが行き交う華やかな街で育ちます。両親と三姉妹の5人、とても仲の良い家族でお父さんは特に末っ子の片山友希さんを可愛がっていたようです。
両親は共働きだったので三姉妹でよく留守番をしていたのでしょう。小学生の頃から「大きくなったらテレビに出る人になりたい」と言って華やかな世界に憧れていました。
この頃からバレエを習っていたので、友達には「将来はバレエリーナ」と違う事を話していたこともあったそうです。
いずれにしても、幼少の頃から人に見てもらう事や体で表現することが大好きな活発な子供だったのがよくわかりますよね。
片山友希が女優を目指した最初の第一歩
中学に進学してから部活に入ることなく「テレビに出る人」の夢はずっと持ち続けており、中学2年生の片山友希さんは思い切った行動に出ます。
歌はうまくないからアイドルをまず諦めました。
勉強が苦手なのでアナウンサーも無理かなぁ・・・
最後に残った女優。一択に決めて両親の説得に注力します。
「演劇を勉強したい」と相談したところ、「自分で通える場所なら」と京都に俳優養成所がないと高を括ってお父さんは発言してしまいます。
その当時、中学2年で電車を乗り継いで大阪まで行く自信のない片山友希さん。
切符の買い方もわからへんし・・・。
それでもあきらめずに1年半探し回ったところ、運良く京都にできた養成所を見つけました。
お父さんも子供との約束を守らないと仕方がない。
片山友希さんはそこから女優を目指して動き出すことになるのですね。
片山友希が女優になるまでのめぐり合わせ
片山友希さんは地元の高校に通いながら、地元の劇団にも入り熱心に演劇の勉強を続けていきます。そんな姿を見たお父さん、今度は「どこかでスカウトされたら、芸能事務所に入っても良いぞ」と言ってしまいます。
親族に会いに東京行きの予定があり、お父さんはもちろん冗談のつもりで発言。
ところが本当に原宿の竹下通りでスカウトマンに声を掛けられ、名刺を渡されることになるのです。
もう、このお父さん、笑えますよね。
なんか、預言者みたいやないですか。
その時の名刺を片山友希さんは、財布の中にそれはそれは大切にしまっておいたと話されています。
それからもしばらく地元の京都でアルバイトをしながら、芸能活動を続けます。2015年には『家族はひとつ』で映画初出演します。
ただ、ローカル地域だけにあまり仕事がなく意を決して、片山友希さんは二十歳で上京します。
もうここまで来れば、お父さんも娘の夢をじらす事や娘の気持ちを試すこともなくなっていたでしょうね。
それにしても女優になるまでのめぐり合わせがとてもドラマチック。片山友希さんは本当に強運ですよね。
いえいえ、運も実力のうちって言われるくらいなので、片山友希さんは女優になるべくして生まれてきた人のような気がします。
片山友希は何のドラマに出ていた⁈
上京したものの、まるで東京の土地感もなければ頼る家族や近所のおっちゃん、おばちゃんもいない。きっとホームシックで泣いていた時期もあったでしょう。大都会の人ごみの中で、オロオロとうろたえる事もあったでしょう。
片山友希さんはそんな弱い自分を乗り越えて、東京でも様々な仕事を勝ち取っていきます。
名前も覚えてもらえない小さな役をいくつも経験しながら、2019年にドラマ『俺のスカート、どこ行った?」でようやく民放ゴールデンの連続ドラマでレギュラー出演することになります。
片山友希さん自身も嬉しかったと思いますが、京都の家族、特にお父さんの喜びは半端なかったでしょうね。親戚やご近所さんに宣伝しまくってたんじゃないかしら。
とにかく出演本数が多い片山友希さん。その中でも代表的な作品を抜粋して紹介していきます。
★片山友希出演のテレビドラマ★
『ブラック校則』2019年
『伝説のお母さん』2020年
『ボイスⅡ 110緊急指令室』2021年
『ムチャブリ! 私が社長になるなんて』2022年
『Get Ready!』2023年
『何曜日に生まれたの』2023年
連続テレビ小説『ブギウギ』2023年
『Believe-君にかける橋-』2024年
『嘘解きレトリック』2024年
『いつか、無重力の宙で』2025年
『探偵さん、リュック開いてますよ』2026年
片山友希は何の映画に出ていた? これから何に出る⁇
ドラマと同様に映画でも小さな役を積み重ねていく片山友希さん。迷いながら、時に苦しみながら難しい役どころにぶつかっていく足跡が伺えます。
そんな片山友希さんの転機となった作品が2021年の『茜色に焼かれる』です。
「これがダメなら俳優をやめよう」と覚悟を決めた作品だったらしく、今までのやり方をリセットして挑みます。
石井裕也監督のもと、頭で考えた表面的な演技でなく、心で捉えた奥の奥にある感情を自分のものに変換していく。”演じている風”から体当たりの表現にいつしか変わっていきます。
片山友希さんはこの『茜色に焼かれる』で様々な映画祭にて助演女優賞や新人賞を受賞することになります。
★片山友希出演の映画★
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ‼』2018年
『ここは退屈迎えに来て』2018年
『東京アディオス』2019年
『君が世界のはじまり』2020年
『花束みたいな恋をした』2021年
『茜色に焼かれる』2021年
『フタリノセカイ』2022年 初主演・ユイ役
『一秒先の彼』2023年
『FUJIKO』2026年6月5日公開予定 主演・富士子役
『私はあなたを知らない、』2026年8月28日公開予定
片山友希主演映画『FUJIKO』がイタリアの映画祭で二冠達成
まもなく公開予定の片山友希さん主演映画『FUJIKO』が第28回ウディネ・ファーイースト映画祭 コンペティション部門で最高賞にあたるゴールデン・マルベリー賞 とブラック・ドラゴン・特別観客賞を受賞したというニュースが飛び込んできました。
ちなみに「ゴールデン・マルベリー賞」は観客投票によって最も優れた作品に授与されるもので、映画祭の最高賞にあたります。
「ブラック・ドラゴン・特別観客賞」は、プレミアムパス所持者が投票した最優秀賞で、映画の専門性の高い層の支持を受けた作品に贈られる賞で日本映画としては初の受賞らしいです。
本当に素晴らしい‼ これは快挙と言っても大げさでないですよね。
片山友希さんは日本を代表する女優に間違いなく、その名前を刻んだ事になりました。
憧れの「テレビに出る人」がいつしか世界が認める、レッドカーペットを歩く人に成長したわけですね。
片山友希さんの生い立ちから現在に至るまでを追いかけましたが、いかがでしたか。
ますます活躍のフィールドを広げていかれる姿、これからも一緒に応援していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!

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